悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架
内容
悪魔城ドラキュラシリーズ。
GBAで発売された「キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲(メヌエット)」の続編。前作の1年後に当たる。
主人公も前作と同じ。システムも前作とほぼ同じ。
前作がキャラデザが耽美な雰囲気だったけど、「蒼月の十字架」ではアニメ調のものに変更された。
感
タッチペンを使う要素は蛇足だけど、それ以外は問題無し。探索型2D横スクロールアクションRPGとしての楽しさは相変わらず。
○
- ドッペルゲンガーというソウルが便利。
- 装備(武器、防具、アクセサリー、ソウル)を2パターン登録して△ボタンで切り替えることができる。
- リーチが長くてスキが少ない使い勝手のいいタイプ、スキがあるけど強力なタイプの2通りを設定して、必要に応じて△ボタン一つで切り替えることができる。
- 上画面に全体マップが表示される。
SELECTボタンを押すと、主人公のステータス、直前に攻撃したモンスターの情報が表示される。
- 前作と同じく、探索してMAPを埋めていくのが楽しかった。
- 前作と同じく、武器やソウルの種類が豊富。
- 前作と同じく、クリア後にいろいろな要素が追加される。
- 「JULIUS MODE」が追加される。
- 昔のドラキュラシリーズと同じく鞭を使うユリウスが操作キャラ。
- 前作でも同じようなモードが隠し要素として存在したけど、今回は正式なモードに昇格した。
- ユリウスの他にヨーコ、アルカードも操作キャラとして使用できる。
- 「BOSS RUSH MODE」が追加される。ゲーム中に登場したボスを倒していく。
- 「SOUND MODE」が追加される。ゲーム中のBGMやボイスを聞くことができる。
- アイテムとソウル(一部を除く)を引き継いで2周目を遊ぶことができる。2周目は難易度ハードを選択可能。
- 前作と同じく、倒したモンスターの図鑑を見ることができる。
- BGMは相変わらずドラキュラシリーズらしい旋律。
- 昔のドラキュラシリーズのBGMのアレンジも使用されている。
「Vampire Killer」、「悪魔城伝説」の「Beginning」、「ドラキュラU 呪いの封印」の「Bloody Tears」が使用されている。
×
- 魔法陣というタッチペンを使う要素があるけど、邪魔以外の何物でもない。
- ボスのHPをゼロにした時にタッチパネルに正しく魔法陣を入力するというシステムで、入力の仕方を間違えたり、すぐに入力できないとボスのHPが回復してしまう。
ただでさえボスを倒すのに神経を使っているのに、倒したら直ぐにタッチペンに切り替えて…というのは辛い。
「ゴッド・オブ・ウォー」のCSアタックのように「コマンド入力が成功する」→「敵に攻撃が当たるムービーが流れる」→「全ての入力が成功する」→「敵に止めを刺すムービーが流れる」といったものであれば操作が単純でも十分なカタルシスを感じることができるけど、このゲームのシステムではそのような演出が一切無い。
尚、この後に発売された「ギャラリー オブ ラビリンス」では魔法陣の要素は無くなった模様。
- 前作を持っていたら特典があるという害悪でしかない要素がある。
- 前作の「暁月の円舞曲」をGBAスロットに入れた状態でゲームを最初から始めると、所持アイテムに「レアリング」「にく」「3年ミルク」が追加される。イベントが追加されるといった凶悪な要素が無いのが救い。
2008年に発売されたDSiにはGBAスロットが無くなった。仮に前作を持っていても駄目。結果論になるけど、このような要素を入れること自体が間違いだった。
- これまでのシリーズと同じく、敵のライフゲージが表示されない。
- 前作もそうだったけど、敵を倒すことによって取得できる「ソウル」が手に入りにくい場合がある。
何匹以上倒したら絶対に手に入るとか、ある装備(スキル)を装着している場合100%手に入るとか、もうちょっと「ソウル」を入手しやすくしてほしかった。
管理者:中霧里五
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