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ベルセルク
千年帝国の鷹篇 喪失花の章

 マンガ「ベルセルク」のアクションゲーム。

 予想外に面白かった。ただし、アクションゲームとしてではなく、シナリオが。そのおかげでベルセルク信者の僕にとっては十二分に満足できる出来。

 キャラクターのグラフィックはポリゴン製だけどそれほどイメージ的な違和感はなかった。キャラの動作や表情の変化とかも上手く感じが出てたと思う。

シナリオ

 原作者自身の手が入っている、ということもあり、原作の雰囲気そのまんま。いかにも「ベルセルク」らしい展開、ベルセルクらしい構成

 個人的に思うことだけど「ベルセルク」は基本的に先読みができるストーリーで、そして「こんな感じに物語は進んでいくのかな〜」というのを裏切らない展開になるものの、しかし読み手の予想以上のことをやってくれる。ゲーム版のシナリオもそれと同じで、先読みできるけど、でもこちらが予想してた以上のものが出てきた。

 登場人物のストーリー上で果たす役割もキチっとしてるし、登場人物同士の比較も効果的にされている。

  アクションゲームではあるものの話の長さはかなり長い。デモシーンが100分ほど。映画並のボリューム。

アクション

 原作通り、ガッツは大剣のドラゴン殺し、ボウガン、炸裂弾などを駆使して闘っていく。ドラゴン殺しは強力だけど、狭い通路では使いにくい、という感じなので、他の武器の出番もある。でもドラゴン殺しは原作で一番活躍した割には、意外に使いにくいかもしれない。

 攻撃はある程度、敵キャラに自動的に標準を合わせてくれるけど、しかしロックオンのような機能がなく、やはりこちらがある程度向きを合わせる必要がある。しかし攻撃はスキが多いのがほとんどなので、 攻撃をお見事に外して何もない所に剣を振り回してしまうことも・・・。

 その点を除けば、バランス的にそれほど気になる部分はなかった。

クリアすると・・・

クリアすると、デモを自由に見れるモードが出現する。その他、「ベルセルク」の用語(設定)集やミニゲームができるモードが出現する。クリアした難易度によっては「ボス戦だけをプレイできる」モードが出現したり、面セレクトもできるようになったりする。


管理者:中霧里五
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