NARUTO−ナルト−ナルティメットストーム
内容
漫画「ナルト」のバトルアクション。
メインとなる「アルティメットミッション」モードは、原作に沿ったエピソードの任務を1つ1つクリアしていく。任務は対戦型バトル、森林レース、木登りレース、巨大ボスとのバトルなど。サスケが木の葉の里を抜けるまで(原作の27巻まで)のエピソードを再現している。
感
巨大ボスとのバトルや奥義のムービーなど、魅入られる演出が多い。PS3だからこそのゲーム。パッケージ裏に書かれた「アニメとゲームの華麗なる融合」はダテではない。
その反面コスト的な問題があるのか、似たような任務が多く、水増ししてボリュームを稼いでいる感がある。面倒でつまらない30時間にするくらいなら、飽きずに夢中で最後まで突き進める10時間にしてほしかった。
○
- 演出が派手。
- 巨大ボスとのバトルが派手。
- 単に大きいだけでなく、攻撃も派手。
- ある程度ダメージを与えると画面に表示されたボタン操作を行うアクションになる。
操作を成功するたびに「ボスの圧倒的な攻撃を紙一重で回避」「敵の攻撃をくぐり抜けて突撃」といった燃えるムービーが表示される。
- バトルで使用できる奥義が派手。
- コレクションモードで奥義のムービーを鑑賞することができる。
- 個人的にはサクラの奥義がお気に入り。
- 原作の雰囲気が再現されている。
- 忍術や奥義が各キャラらしいものになっている
- リーやガイの奥義は暑苦しく、大蛇丸やカブトの奥義はホラーっぽい。
- 木の葉の里の雰囲気が原作らしい。
- 岩壁には歴代の火影の顔が掘られている。
- チャクラダッシュにより高速ダッシュで里の中を移動することができる。
- ナルトキャノンにより長距離ジャンプで屋根から屋根へと移動することができる。
- 忍者らしい演出が多い。
- バトル中に壁に相手を叩きつける(あるいは叩きつけられる)と壁走り状態の戦闘になる。
×
- 似たような任務が多く、水増しされた感がある。後半あたりになると飽きる。
- このゲームの一番の魅力とも言える巨大ボスとのバトルはナルトVSガマブン太、ナルトVS守鶴(我愛羅)、綱手VSマンダ(大蛇丸)の3つだけ。
- 同じ内容で単に難易度が高くなっただけの任務が多い。
- 数だけは多く、コンプリートする時間だけはかかる。
- クリアした任務に再度挑戦し、指定された条件をクリアすることでボーナスを獲得できる。
こちらもコンプリート要素だけど正直面倒くさい。
初回でボーナス条件を満たした場合でもボーナスは獲得できない。コンプリートするには同じ任務を最低2回やらなくてはいけない。
- ゲーム開始時、任務終了時のロード時間が長い。
- どちらも木の葉の里に場面が移動する。
推測だけど、シームレスに木の葉の里を自由に移動できる状態にするのにメモリが大きく必要になるのかもしれない。
その場合、任務後に強制的に木の葉の里に戻るのではなく、里に戻らずに次の任務に進むことができるようにするべき。
- 「ナルティメットアクセル2」(同じバンダイのゲーム。PS2で発売された。)で登場したけど、今回は登場しないキャラがいる。
- 波の国任務のエピソードがカットされている。桃地再不斬、白も登場しない。
- アスマ、紅、アンコ、シズネはバトルではサポートキャラとして登場するだけ。
- 君麻呂以外の音の五人集(鬼童丸、左近、右近、次郎坊)は君麻呂のサポートキャラとして登場するのみ。
- ストーリーの再現が弱い。不自然な部分が多い。
- 任務の前に簡単なあらすじが表示されるだけ。
- ヒナタVSネジ、リーVS我愛羅、サスケVSイタチなど原作で負けた戦いも任務になっているけど、バトルで勝利すると他と同様に勝ちポーズや勝ち台詞。しかし原作と異なる結果になるわけではなく、次の任務の前のあらすじで「善戦したけど結局負けた」みたいなのが表示される。
- 君麻呂以外の音の五人集(鬼童丸、左近、右近、次郎坊)が登場しない。
キャラがカットされたのはコスト的な問題でしょうがない部分もあるけど、エピソードをカットしないで変なことになっている。
原作で鬼童丸、左近、右近、次郎坊との戦闘だった場面が全て君麻呂とのバトルで、ネジVS君麻呂、シカマルVS君麻呂、ナルトVS君麻呂、リーVS君麻呂、我愛羅VS君麻呂と、何回も君麻呂と戦う(笑)。
管理者:中霧里五
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