エリア88
新谷かおるの代表作とも言える戦争マンガ「エリア88」をシューティングとしてゲーム化。原作で活躍したパイロット、シン、ミッキー、グレッグの3人の中から1人選び、戦闘機に乗って闘い、敵を倒して貯めたお金で新しい戦闘機やサブウェポンを買ったりしながらクリアしていく。
正直言って「エリア88」のゲームとしてはハテナマークがつく。
- ゲームをクリアした時にキャラが喋るセリフが不自然。シンが喋るセリフとしてなら妥当なのだけど、同じセリフをグレッグが喋るのはどう考えても不自然。
- 操作する戦闘機についてもミッキーの愛機のトムキャットやグレッグの最終兵器だったA−10が途中のつなぎで使うぐらいの性能しかないのは納得できん。
しかしシューティングゲームとして考えた場合、この「エリア88」は「さすがアクションゲームのカプコン!」と唸らせるだけのものを持っている。
- 基本的に覚えゲーのため何回かプレイしてコツを掴んでいく感じ。何回かプレイしてある程度パターンを覚えるとともに、ステージをこの順番でクリアして行こう、このステージをクリアする頃にはこれだけお金が貯まるからそれでこの戦闘機を買って・・・、このステージではこのサブウェポンが有効だから購入しよう、とか考えながら自分なりの攻略パターンを見つけていくことができれば俄然面白くなる。
- ライフ制ではあるけど、敵の攻撃に当たる(地形にぶつかる)とデンジャー状態がしばらく続き、デンジャー状態が回復しない状態でダメージをくらうと一発で死ぬので緊張感がある。
- 弾を発射する際、ボタンを押しっぱなしにするとある程度連射するけど、ボタンを押したままだと弾の発射が止まるため、ボタンを適度に押す、敵に当たる位置に移動してからボタンを押す、などの必要性が出てくる。
管理者:中霧里五
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