極限脱出 9時間9人9の扉
内容
見知らぬ船内に主人公を含む9人が閉じこめられ、生死をかけたノナリーゲームをクリアする羽目になる。
通常の「ノベルパート」と、密室から脱出する為にそのエリアを調査して仕掛けをクリアする「脱出パート」の2つから構成される。
感
「428」の人が関わってると聞いて買ったのだけど、遊んでみると「428」とは違う既視感を感じた。よくよく調べてみるとシナリオが「Ever17」「イブ・ニュージェネレーション」と同じ人でした。
犯人の正体はそれほど意外ではないけど、バングルやナンバリングドアの設定が上手く、伏線らしきものを見て「もしかして犯人はあの人?」とか想像しながらゲームを進めるのが楽しかった。繰り返しプレイが前提で、2周目以降の脱出パートが多少面倒な点を除けばテンポもいい。先が気になって、止め時を失って、睡眠時間が減りました。
○
- 先が読みたくなるシナリオ。
- 設定が面白い。ナンバリングドアという扉が特定の組み合わせの3〜5人でないと開かない設定で、誰と一緒にドアを開けるか、誰があぶれることになるのか、気が抜けないストーリーになっている。
- 少しずつ真実が明らかになりつつ、展開が二転三転して飽きない。先が気になって睡眠時間を削る羽目に。
- 登場人物のキャラが立っている。序盤に一気に8人登場するけど覚えきれずに混乱することは無かった。
- バットエンドになっても、その直前に伏線らしきものが出てくる。犯人が誰か想像しながら直ぐに再挑戦した。
- 脱出パートのバランスがいい。
- パズルを解いたり、パスワードを入力したり、考えないと先に進めない仕掛けになっている。
- 何回か失敗すると同行している仲間がヒントを言ってくれるので、分からなくて先に進めなくなることは無い。
- タイムリミット9時間という設定だけど、制限時間のある仕掛けは無い。
×
- 2周目以降の脱出パートが多少面倒。
- クリア済のものでも前回と同じように再度フラグ立てをしなくてはいけない(既読文章のスキップは可能)。
- 繰り返しプレイが前提のゲームなので、クリア済の脱出パートはスキップできるとか、クリア方法や暗号の正解とか確認できるとかしてほしかった。
- 「Ever17」「イブ・ニュージェネレーション」もそうだったけど、終盤は息のつけない怒濤の展開になる反面、「その設定はいくら何でも破綻してない?」とツッコミいれたくなる部分も(笑)。
- 謎のままで終わってしまっている部分がある。エンディングの最後に謎の女性が前触れもなく登場したり。
管理者:中霧里五
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